2022/05/03 21:45

【第41回メルマガ】気づかうのは自分に

今回は【気づかうのは自分に】です。ちょっと想いが入りすぎて長くなりました。

「相手に気遣いを」「まわりには思いやりを」

こんな、フレーズを良く目にします。

世間では耳触りの良い、こんなお話が良い事だというのが、通説です。

ちょっと視点を変えてみましょう。

「相手に気遣え」→「自分に気遣え」

「まわりの人には思いやりを」→「自分には思いやりを」

こちらに変えてみませんか。

こちらなら、誰にでもできる事ではないでしょうか。

もしかしたら、「えっ?逆じゃない」と思う方もいるでしょう。

しかし、常識の大半が【自分以外の誰か】から教えられたもののような気がします。

『人に気遣えない時こそ、自分に気遣いが必要』なのだと思っています。

自分が満たされてさえいれば、自然に、当たり前のように、行動に優しさは出てくると、わたしは思うのです。

結局は

【自分への思いやりが自然にまわりへの思いやりになる】

のだと思います。

人に気遣えない時こそ、自分を知るチャンス。

人に気遣えない時こそ、人に気遣うのでは無く、

【自分に気遣う】

言い換えれば、一人一人が自分のために一生懸命、尽くす、愛する事ができたなら、みんな幸せになる。

と言う事だとも言えます。

今までは、まさに逆転世界、この世は実は、いわゆる地獄世界なのだと言うお話を聞いた事があります。

その地獄の世界で楽しくやっている人は、ある意味凄いと思うかもしれません。

しかし、すべてのいのちが幸せを感じない限りは地獄と一緒なのです。

一つのいのちでも地獄を感じるならば、そのいのちの犠牲の上に成り立っているだけです。たまたま自分が当たらなかっただけです。

誰かとの比較で感じる優越感、誰かの犠牲の上に成り立つ幸せなどは到底幸せとは程遠い、誰かに教えられた偽りの幸せなのかもしれません。

その誰かがいなくなれば消えてしまう儚い幸せです。

揺るぎない幸せを感じるには、他人や環境などはあまり関係がなく、

自分を肯定し、愛し、自分のために尽くす事が、

まわりを幸せにし、地獄を天国に変える、

いわゆる「地上天国」をつくる秘訣なのではないでしょうか。

もちろん他人を幸せにした事で、

『自分が幸せを感じる状態』ならば、どんどん他人を幸せにしましょう。

それも、結局は自分のためなのです。 

そして、過去に捉われず、未来を憂える事なく、今、目の前の現実はあなたのためにあるもの。

きれいな空も草木も、そして煩わしい出来事さえも、あなたの道しるべ。

逃げても戦ってもいいのです。自分の世界は自分で創っているのですから。

自分がどうしたいか、自分がやりたい事は何か。

ただそれだけができる世界であればいい。

そうすれば、きっと世界も大きく変わるでしょう。

【あなたの自分自身への愛がすべての世界を創っている。映し出されている】

信じられないかもしれませんが、そう確信致しました。